言ったつもり 分かったつもり 認識したつもり つもり独り歩きに注意

昔の番組で、伝言が正しく伝わるかのゲームを観たことがある。画面を通しても、芸能人

5人の間を通ると、最初のメッセージからかなり変形した文章になって伝わってるのが

分かり、その場面では笑いであったりで番組が進行するのだけれども、現実のシーンでも

このような伝えるという行為(情報発信)は、受取側の認識というか受信力で変換される。

伝えた側は、一件落着とばかりに次の作業に取り掛かるのだけれども、伝わった側と

最終的に行動を実行する方までの間に何人の人が通り過ぎるかによって、場合によっては

メッセージの原型を留めていないケースも多々あるのではないだろうか。

先に懸念を抱かせる事案の場合、そうならない為に、発信側から悪意は無く通知した発言も

受け取った相手側の担当者、またその担当者から報告を受けた上司、その上司から判断を

仰ぐためのトップへの報告が一貫していれば問題無いのですが、懸念をしてた悪意的思惑を

植え付けた格好になり、破談となった商談が昨日起きた。後味悪いのですけど、ビジネスの

世界では、情報の精度は重要ですので、揚げ足を取られた今回の動きは、猛省すべき点として

今後に生かしたい。言葉は難しいですね。伝えたい事も伝わった事が真実に置き換わってしまう

恐ろしい事です。緊張をほぐす為の冗談が、相手にとっては冗談で受け取られず、亀裂を生む

結果もあるかも知れません。不用意な言葉じりは本当に気を付けないといけません。

今回は相手側より、言葉や態度で示して頂けたので、私も理解が出来たのですが、過去も

同じような失敗を幾つかしてしまったかも知れない。

その相手は、何も言わずに去って行ったのでしょうね。ご縁を頂けない処か、縁切りになって

しまったかも知れません。そう思うと指摘して頂けた今回の相手様には、感謝しかないです。

皆さんも、親しい間柄でも関係がこじれないよう注意したいですね。一言で交流が終わる事も

あるかも知れません。