子どもの頃○○代は、すごく人格があった けど自分は幼いなあ

全く畑違いの業種に行く機会があった。現場見学と実際の作業もしてみたけど

教えてくれる方の10分の1にも満たない成果しか時間内に上げられなかった。

自分では10分の1と言ってるけど、そこまでも行ってないかも、いや不良出して

やり直しになってるかも知れないなあ。

後ろで見ている分には簡単そうに見えたのに、実際手でやってみるとスムースに

行かないものでね、いいおっさんがモタモタする姿は見っともないわ。

普段偉そうな事をいっても、バイト以下の労働しか提供できないのが現実なんだろうね。

ホントに狭い世界に長い時間浸かっていたんだと実感する。職業はいくつもあるし、

其処ここにも、奥が深いものがあるんだとリスペクトしなくてはと、反省しきり。

歳を重ねたら、同じことの繰り返しをしがち、これが楽だからですが、普段と違う環境

や違う業界の人々と交流するだけでも老化の防止、気づき、脳の活性化に期待大かな?

現場はAIが入り込んで、単純作業やルーティーン項目は人に取って替わると言われて久しい。

でも人しか出来ない手作業やちょっとした気遣いのある効率性がある行程などは、無くならない

気がした。また女性ならではの物の見え方は、大変参考になる、男では気が付きにくい部分に

目が届くし、作業が綺麗で丁寧だ。野郎はやりっ放しの所や、見えるとこだけ綺麗なんて手を

抜きがちだし、女性の多い現場だった事もあって、「だから男は駄目なんよ」ってそのまま。

 

ある歳を迎えたら、急に世間から退場を宣言される出来事に現実を突きつけられ落ち込む。

まだまだ現役世代だと思っていたし、まだ若いと自分の脳は勘違いしてたけど、しっかり

ステージが違ってますよと言われて、そうかそんなに時間が過ぎたのか、やり残したことが

有り過ぎるやん。やっばいよ、これはって感じ。傷跡すら残していないかも、同じ時間が

あった筈なのに、どこでどう間違ってしまったのか、中途半端だったなあと過ぎてから思っても

遅いのですけどね。強制的でももう違うステージで進んで行かなくてはいけないのを受け入れて、

このステージでは、後悔しないように、いや1日1日大切に過ごさなければ勿体無いと。

 

ある時期から、時間の経つのが早くなるのかな、忙しさにかまけて居るうちに過ぎ去って

振向いたときに、あれって言う位、過ぎてしまっているから。