プランAに拘らず、BやCも同時進行で 良いんじゃない

ある著者の本を読むと 人間心理で縛られる傾向 日本人にありがちな思い込み あるあると頷いてしまった。

※ほとんど起きそうもない事に縛られる。

可能性の効果・・・宝くじの購入 再現性は極めて低いのにもっともらしい理屈を並べる、一攫千金の夢醒めない

(過去の当選本数の売り場や方向や縁起担ぎ)

感情のヒューリスティック・・・リスクの過大視 人は「確率」特にコンマ以下のイメージが出来ないが数字で示すと

印象が変わりやすい(そんなに多いのか)

例 全体の0.005% と 全体の内 186人 の表現だと後者が多く感じる。

例 成功確率70% 野球では好打者でも70%の確率で失敗 という理屈

後悔回避・・・思い込みに左右される  後悔はしたく無いが、しなかったことで後悔することを強く意識する。

人に乗り遅れたくないという意識が働くと冷静な判断が出来ない。投資など損失が出たら損切すれば

リスクは小さくで済むのに、今売ると後悔するかも(また値上がりするかも)とずるずる持ち続け損を

ジンクス(心理的バイアス)・・・時間が経てば、物事は平均値へ回帰するのが科学的根拠だか、予想に反して起きた

「宿命」を意味付けすることが好きな人は多い。自己流の法則を探す。

見たものは信頼出来るという思い込み・分かり易いことは正しいという思い込み・インパクトの強い記憶に影響受ける・

パッと目につくのもを選択しやすい・マスコミやネット情報は疑ってかかる人も、知人など信頼のおける日力の情報は

信用する傾向がある。額縁によって同じ絵でも印象が違う。損をしたくない買い物心理では、値引きより無料お試しの

方が効果があり、半額セールと言うより、1個買えば1個おまけというフレーズの方が購買力が上がるのだそう。

手数料の表示で言えば、金額を提示するよりパーセントで見せる方がさほど気にならないという結果がある。

埋没費用の誤謬・・・上手くいってない事柄でも、そこまでに注ぎ込んでた資金を考えれば、冷静であれば、撤退や

リセットも出来るのでしょうが、回収しないといままでの苦労や時間の思いが強く垂れ流し続けていく傾向がある。

ギャンブルが分かり易いケースで、胴元が儲かるようになっていると分かっていて、途中で気が付けばいいが、一獲千金

で審理で無く、赤字を埋め合わせようという心理が働き、さらに損失が増えていってしまう。客観的に見れば負けを

取り返すのは不可能な話なのだが、こういったケースは嵌る人は多いと思われる。

ゼロかまたはイチに操られる・・・どちらか一方の結果が出れば、途中経過を忘れてしまい、安心してしまう傾向がある。

極々 一部の引用ですが、私も思い当たる所ありますね。特に日本人は、最初に宣言したことの軌道修正は負けを認める

という思い込みから勝算も無いのにも関わらず意固地になってしまい、よりベストな選択を遅らせてしまうらしいです。

「すみません 間違えました こっちの案で明日からやって行きます。」こんな風に割り切って言える空気がある職場

だと良いですね。