フェスティバルホール 赤い絨毯敷の階段をゆっくり 歯がゆい唇で 

無理が利かなくなった、頭ではわかってるのに、すぐに言葉が出ない、趣味も変わって来た、味覚も鈍感な感じ。

いつ頃であったか 自然と皆さんもそうなっているのか、抗っているのか、出来ない事が増えたけど仕方が無い。

出来なきゃどうにもならない事もなくて、なんとなく過ごしては行けてます。

世の中の早い動きに付いていかないといけないのは分かっている。横文字もネットもDXもカーボンニュートラル

も今後必要な事で間違いない。環境定義のSDGs も次の世代を生き抜く子らに残していかなければ。

民放を見なくなった NHKを拝聴するようになった NHKもひと昔に比べ柔らかくなった 番組も見られる。

世界遺産を見るドキュメンタリーや生命や宇宙の成り立ちの番組。Eテレでやってる 「はるカフェ」なる番組も

趣があってヨロシイ。流れるBGMも昭和ど真ん中で尚ヨロシイ。

深夜のドローン撮影でのヨーロッパの海岸線沿いを映すだけの番組(字幕のみの演出)。

新聞の朝刊 「暮らしの作文」もいいね 高齢の女性の話は、さり気ない日常の一コマではあるが、ほっこりする。

連載小説 「かたばみ」も外せない。時代に翻弄されながらも たくましく生きてる普通の家族物語。主要登場人物

の心の中で思うセリフが、ジワジワときて面白いし、戦中戦後の動乱時期を知らない私だが、作者の文章構成が秀逸

なのか場面が想像できてヨロシイ。

NHKの「ラジオ深夜便」もいいね。ロマンチック街道に日本の歌・心 だっけ とても懐かしい曲が流れる。

月に一度の新米ママ向けの番組もあって、心身ともに疲れているだろうママさん達が一息つけるお便りのコーナー。

かつて若かりし頃に夢中になったミュージシャンが還暦を超えて、まだ一線で活躍されている。元気な内に観ておこう

とばかりに、抽選が当たったら出掛けています。これで最後かもと思って、全盛期のようには行きませんけど、そこは

プロです、レコードと同じ声量? 緩めのダンスパフォーマンスもいじらしい。コアのファンには敵わないアウェイの

私で、何処で立ち上がって、この曲にはこの振りでと 全く付いていけず 苦笑いしかありません。

劇間が何章になったかは分かりませんが、それぞれ その立ち位置で 楽しみを持っていたいものです。