陽光麗らかな日 花爽やかに開く日 春雨の煙る日 

犬や猫などの動物セラピー、音楽療法、その他色々な感情をコントロールしたり、血流を改善したりする民間の

サービス。笑いなども言えると思いますが、お伺いすると喜ばれる、感謝される。心待ちにしている、そのワクワク

感が症状の緩和に役立つのですが、昨今は少し趣が違うようですね。

余裕が無くなって来てるのでしょうか、集中攻撃や自己主張、権利誇張、失敗を許さない風潮、マスコミやSNSでも

よく目にします。善行の話や泣ける話、ポジティブな発言も、何かを境に悪評に変化もしその速度がものすごく速い

為、人々が培ってきた道徳、思慮深さが軽んじられている気がします。○か✖かの論評になりがちですね。

含んだ言い回しは伝わりにくくなりました。

「働かないアリに意義がある」という本 物事を柔軟に見なくてはいけないと戒める内容です。

会社の利益になる働きアリを集めたいと思うのは短絡的だと著者は書いてます。働かないアリ(非常時対応要員)も

同時に存在していないとうまく機能しないのだそうです。

予測不能な日々に対処していく為、「攻めるアリ」と「守るアリ」に分かれている。どういう区分かといえば「反応

闘値の違い」によるもので自然に振り分けされるとの事。職場でいう所の、仕事が来た時即座に反応する速度の速い

人と「あっ仕事が来たぞ」と精査している内に、もう必要な数だけスタッフが集まり、「もうどうしようもありません」

という反応速度というか判断が遅いスタッフもいるでしょう。どちらが良いかではなく、反応が遅いだけで評価を低く

してはいけません。よく内容を見て、考えて行動するまで時間が少々かかっただけで、速いばっかりでも凡ミスも

あるでしょうし、見切り発車は否めません。

何しろ、ビジネスのスピードが速いです。余裕のある業務は少ないかも知れませんし、採用においても即戦力を

贔屓目に見てしまう傾向はあると思います。

短期的には、ライバルに仕事を奪われ続けるかも知れません。優秀なスタッフを返事が1日遅くなっただけで

他社に奪われる事もあるでしょう。得意先もスタッフもご縁だと感じます。すぐ採用してくれる所、比較して給金の

良い条件の所、ネームバリューがある企業など、当社のような小規模企業には敵いませんが、長い目でみたらこの方

と縁が結べて良かった、この社長に出会えて良かった、条件等はとても厳しいが、裏表が無い、是々非々で簡潔に

回答してくれる。最初はどうなることかと思った彼がある時期から豹変し、頼もしいスタッフに成長した。そんな

経験が28年目の当社では生まれています。「残り物には福がある」当社は、最後の滑り止めでも結構です。選択肢

の一つとして登録してみてはいかがでしょうか?