段々と 追い詰められて 身を削られて 危険な水域へ
ある方からの引用
情報vs感性
赤信号を絶対に渡らない人の年収は、赤信号を無視して渡る人の2倍近くもある。
もしこのような事実が発表されたら次の日から人々の行動は変わるでしょう。
もちろん実際にはそのような統計はありません。でも似たような情報は世の中には溢れ返っていると思うのです。
たとえば、少子化は子供を育てる環境が整っていないからだとか、消費税を上げないと日本の財政が破綻するとか。
本当なんでしょうかね。世界を見渡してみると先進国ほど少子化は進んでいます。
途上国、つまり子供を育てる環境が整っていない国ほど出生率は高い。この事実をどう説明するのでしょう。
財政破綻だって怪しいものです。財政破綻する国の通貨がこれほどまでに買われるものでしょうか。
結局私たちはその情報が正しいかどうかということに関係なく、情報によって行動を変えられているのかもしれません。
この狭い国土でこれ以上人口を増やそうという政策が私には理解できません。
保育所は増やした方がいいと思いますが、保育所が増えたところで少子化が止まるとは思えない。
赤字だから増税する。電気が足りないから原発を動かす。その情報が正しいのかどうかを、私たちが知る術はないのです。
私はどんな情報よりも自分自身の感性を信じています。私は決して赤信号を渡りません。
それはその方が素敵な人生になるぞと私の感性が訴えてくるからです。