残念な「おっさんオス」 若い方 振り向いて
少し前に書籍となった「若者わからん」タイトルに惹かれて読んでみました。
この2年位の世代は「超ゆとり世代」だそうで、読んでいく内、彼らも大変な時代を
生きて来て、私達世代とは違う価値観があり、難しい対応をしなくてはいけないんだ
と感じます。少子化の為、「売り手市場」にあっても、嫌なものは嫌で辞職率も高い。
素直でやさしい一面もあるようだが、無駄な摩擦を避ける処世術と理解出来れば
なるほどと頷ける面もあります。出世やお金に依存は少ない層で、横の幅広いネットワーク
の中で、自分を認知してもらう事に価値を置いてるのだそう。責任が増えるのは、自分の
時間が削られるので避ける、そこそこ稼いで、楽しく生きて行きたいという趣旨は、今の
私達を見て興味を見いだせなかったのでしょうから、責任はありますね。
あの「ホリエモン」さんを見ても、紙面上では、「よく働くおじさん」に映るようです。
割合の問題で、若者にも一定数、事業意欲のある方もいますし、上昇志向の方もおられます。
ただ、私達の年代と比べて、かなり少数派なのは間違いないらしい。でも優秀な人は数多く
いますが、その知識を使うまでの魅力のある仕事のパイがないので、こじんまりと
してしまうのかも知れません。紙面上を鵜呑みにする訳ではありませんが、20代と接する
場合、頭に入れておいて対応しなければ、若い方たちに頼るしか方策が無いのも事実ですし。