運動会は雨の日が印象に残るというけれど・・・

毎朝 寒いと 何とかならんかねって 愚痴り、早く春が来ないかなぁと呟く。気温が二桁になれば、今日は良いねってなる。

春になればなったで、ほら虫がどうのこうの、花粉が辛い辛いと、舞い方が緩くなってくると、夏がまたこの上なく暑い。

施設内の涼しさも、外に出れば灼熱でこりゃ身体壊すわってなる。早く涼しくならないかなぁと辛抱しても秋はすっと終わって

しまい、また凍える冬が到来する。人に会えば毎年、毎季節同じセリフを言ってる気がする。

同じ動物でも条件は同じであろうに、彼らは自然の中で順応していっているのに感心する。モノ言えぬが、本能で察し対応

してるから、恵まれ過ぎてる人間も退化してしまっている従来の生きる本能を幾らかでも、取り戻したいですね。

本屋でタイトルが目に付いてついつい手にしてしまった。読んでみるとタイトルのイメージと違い、フィクションでありながら

胸にチクりと刺さる物語で、考えさせられるものだった。作者の意図もあるのだろうが、病気でも不慮の事故でも死んでしまった

者たちが、未練を残さずにあの世に旅立ったのかは他人には解りません。物語は未練を残し旅立てない死者が彷徨っている所に、

アルバイトの死神が、この場合(ロスタイムと呼んでいる)死者の未練を聞き、その願いを叶えて、満足?どうか分からないが

自分なりに納得させて、あの世へ成仏させる仕事を始める。でも歴史は動かせない為、未練は結局諦めであったり、残酷な場面で

あったりするのであって、必ずハッピーエンドにはなり得ないという事。あるおじさんの彷徨う死者は、5歳の時、息子から

貰った手紙を失くしたから、探し出して欲しいという案件。でも結果としては、おやじ狩りに会って財布ごと取られた中に手紙は

入っていたのだが、そのおやじ狩りに会った若者の集団にはその息子がいて、息子も相手が誰か分かっていたし、ニヤニヤしてた。

自分の自暴自棄で、離婚してその後離れ離れになった息子の再会にあの頃の思い出を無残に引き裂かれ諦めが付き、旅立った。

10歳の女の子は、母親に背中を押されマンションから落ち、亡くなった。事故と処理されたが、本当の事を言うと母親が逮捕

されてしまうので、自分がこのまま黙っていれば、幼いうちから虐待を受けていた設定。母親は教師で日々のストレスを娘に

ぶつけている。表面的には分からない場所に傷跡を残す。母親の言動で今日も殴られると分かってはいても、母親に愛されたいと

虐待を認めない。死神が助けようとするけど、娘は母親との仲を引き裂く人を苦しめる行動を取り、成仏しない。

母親の手で殺されたのに、憎まず母親が逮捕されないかいつも気にかけてる。家の中では分からない虐待を、

叫ばず、我慢する子供の愛されたい気持ちがとてももどかしい。その気持ちを母親は分かっていないのも。

嫌と言えない女性が、相手の両親の思惑によって、愛情のない結婚、出産したらすぐ離婚、親権は相手に取られた。

妊娠し、出産に際し、母子のどちらかを選ばないといけない病気だったか、子供を残し、自分は亡くなった。

未練は、この子が無事に生きてるか知りたい、また育児をしてみたいというもので、ロスタイムでそれは実現するが

死神に語った未練(希望)の内容と実際の思いは違っていて、子を産むだけの道具にされたことの恨みや、嫌と言って

無まない、いや結婚しない選択の方を悔やんでいたのだと知る。でも実際、育児をしていく過程で愛情が湧く。

旅立ちは、思い出は残らず、記憶も残らず、現実の流れだけが残る。未練を達成したといのもそもそも無いのだ。

それでも毎日のように死者は発生してて、その中の何人かは成仏出来ず、未練を残しこの世に漂って生きてるらしい。

今 流行の終活ノートでもあるように、いつなくなるか判らないので、病気のように徐々にならばまだしも、交通事故

何かでは一瞬であるが為、残された人たちが迷いなく自分の方向性を残せるメッセージを準備する事が、元気な内に

出来る事だと痛感した。寿命は延びても、所謂 健康寿命が大事なので少しでもここを延ばせるようにしたいですね。

摂生も大事だけれど、我慢ばっかりの生き方も良いのかとも思う。やりたい事をして、食べたい物を食べて、会いたい人に

会って、自然に笑って泣いて、気兼ねなく、人に迷惑かけない程度に過ごせたら良いなぁ。何かを残さなくても・・・。

デジャブとかジャメブとか云われる現象があるのだとか。経験済みなのに初体験に感じるなど、それって忘れているだけで

パラレルワールドではもう経験済みじゃなかったのでは有りませんか。