見えてる 見ている 視界の外はそんなもんじゃない 見えないものこそ大事

日本の多数派と思われる分類に属しているとすれば、成果の是非はともかく、何の疑問もなく生活出来ているんですよと

言われれば、いや違うと意見を言う方もおられるかも知れません。

ある方のコラムを拝見してたら、右利きと左利きでは生き辛さが違うんですよと書かれていました。

右利きと左利きの割合がよく解っていませんけど、日本の施設は右利き用に作られていて、左利きの人は人知れず、

生き辛さを感じているとの事。例えばの話として、改札口の券売機も右側にタッチパネルや券の挿入口も右側、

カメラのシャッターボタンも右側、ゴルフ練習場では一番端っこが左専用で数も少ない。字を書くのも左手は書きにくい、

手の汚れは付きにくいが、いちいち手を持ち返るのが面倒だそう。サウスポーの人は何かと注目されているので、言われて

いなければ、施設等の現状はもっと左利きも多く設置されていると思っていたのだが。

女性の社会進出も進み、役職にも多くのポストを担っているのですが、そもそも女性のハンディキャップは多岐にあって、

並大抵の努力では男性と同じ能力を発揮することは難しい。理解のある周りの協力があっても、日本の長い慣例のある

都度判断は、まず女性だからというだけで、矢面に立たされ、自分の主張を曲げて職を失い、子育て等を終わって復帰と

言っても元の職場には戻れず、また親が高齢になればまた女性が犠牲になり、介護をすることになる。

では男はと言うと、仕事だといって、家の事もしない子育ても協力しない、たまのお休みはゴロ寝かゴルフでと

そりゃ愛想も付きますよね、定年したら別居か悪けりゃ離婚。家の事は全くして来なかったから、何が何処にあるのやら

何も出来ない、掃除洗濯はおろかゴミ出しのルールも分かっていませんよね。ましてお近所付き合いも無いから

地域の行事もさっぱりと・・・。 奥さんが居たから回っていたんですよ。誰が食わしてやってんだなんて昭和のコントは

してませんよね。朝から晩まで休みなしで働きっぱなしなんですよ。どこの家庭でも同じですよ。

深夜のNHKの番組で、女性版の大奥のドラマをやっていた。世継ぎを閉ざされた将軍家が、女性を将軍に見立て男子誕生

まで、大奥に若い男性ばかりの園を構築し、歴史上の男女逆転の話であったが、何か見入ってしまった。事情は男性も女性も

同じで、期間限定で世継ぎの妊娠の為、愛情も無い行為をする、結果が出なければ、大奥から追放されるか自害の道を。

例え世継ぎを生んでも、育つかどうか運次第のご時世だったため、何人でも妊娠することを定められてる。なんて酷なことか

男の将軍であっても、将軍家の女性たちは、昔も今も? 政治に利用され、子を宿さなければ捨てられ、将軍が倒れ、違う

勢力が台頭すれば、嫁いだ娘は離縁され、またその時の勢力の家臣に嫁がされるという本人の気持ちも無いまま、お家の為だけに

生きる。男に翻弄され、何も言わずにその時を生きてきた女性は立派だ。斬った張ったの時代も権力と金に翻弄される今も男は

単純で愚かな生き物だろうか。ちょっと上手くいかないと不貞腐れ、責任転嫁をし、酷いと精神を病んでしまうなど弱い人ほど

多い気がします。でも実際に、生き辛さを感じているのは、自分たちでは無く、左利きの人であったり、女性の皆さんであったりと、

少しでも気に留めて右利きの男性は特に、今の生活が普通ではないんだと、有るものが無いとこんなに生き辛いのかと感じ、

尊敬の念を持って接していかなくては、お天道様に顔向け出来ませんね。母親が健在だあれば顔を出してやってください、

奥様にさんざ迷惑掛けておられるなら、出来る事から少しずつ声掛けでもゴミ出しでもやって行きましょうか。三下り半を下される前に。