崖っぷち 境い目 アンバランスのすすめ
人生100年時代などと、長寿を謳う報道多いですね。平均寿命が伸びても、健康寿命が伸びて来ないと、
本人は辛いばっかりで、碌に楽しめない。医療技術の向上で生きながら経てるだけで、治療・検査は痛い思い
をしてね。予防医療に手を打たないと。
老害と云われない為に、車で事故を起こす老人のことだけでは無い。業界や政界のトップに居座り続ける老人
の事だけでも無い。自分は老害では無いと信じてる老人はみな老害だと思っていい。氷河期に恐竜が滅び哺乳類
が生き残った大きな要因。それは当時の哺乳類の寿命の短さにあると言われている。個体の寿命が短いという事は
世代交代が早いという事。すなわち進化の速度が速いのである。だから新しい環境にもどんどん適応していける。
老いた人間はこう考える。長く生きたもの故の価値があるのだと、たくさんの知識がある。知恵もある。
人脈もある。だが現在社会においてはそれらは昔ほど意味を持たない。ネット社会が溢れているし、生体AIも
進化が著しいだろう。役に立つ情報や知恵も変わって行く、そもそも知恵を活かすほどのスキルが老人にあるか。
普通であれば、掃いて捨てるほどいるだろう。若いものにはまだまだ負けないと言えるのは40代までである。
50歳を過ぎたら潔く世代交代を、次世代リーダーの選択に決して口を挟まず、条件も出さず、余計な教えなどは
残さず、ただ潔く身を引いて行くのはどうだろう。それが会社の為、国家の為、人類の為、そして自分自身の為。
バランス感覚から食み出した、ニッチなタイプの人は、まだまだニーズがあるだろうと思う。偏った人材は、ひと昔
前であれば、組織の隅に置かれ、冷や飯を食っていた人物がスポットライトを浴びるのでは無いか。
大企業では絶対生き残れない人材、社会の片隅に追いやられてしまうような人材、尖って結構、鶴まず、ぼっち結構、
一丁やったりますか!