孤として過ごしてみる 少しだけでも自由に 人に気を遣わずに

新年早々から こんな思いも如何でしょうか。

ひとりぼっちは寂しいけれど一人になりたい時だってあります。泣きたいとき、リラックスしたいとき、落ち込んでいるとき。

そんな時はもちろん誰かと一緒にいたくなる事もあります。いつも自分を慰めてくれる存在。

一緒にいるだけでリラックスさせてくれる存在。そういう人の存在なくして人は生きていく事ができない。それは事実です。

でもやっぱりひとりになりたい時もあります。それは、一人で泣きたい時。一人でリラックスしたい時。一人で考え事をしたいとき。

誰かと一緒に泣く事と一人で泣く事とは違います。誰かと一緒にリラックスすることと一人でリラックスする事とは違います。

人にはやっぱり一人で過ごす時間が必要なのだと思うのです。

それは自分の欲望や、恥ずかしさや、情けなさや、傲慢さや、自己愛やらを正面から受け止めるための時間。

それがないと人間は自分の形がよくわからなくなるのだと思います。だから私は時々ひとりで走ります。

ひとりで喫茶店に出かけて本を読み、ひとりで部屋にこもって映画を見ます。

人にはいろんな側面があるので、それを上手く理解するために何種類かのひとりが必要だからです。

ひとりで走って、ひとりでお茶を飲んで、ひとりで映画を見る。

そうやってやっと自分というものが分かってくるような気がするのです。