あたりまえ体操 愛知編 普段使ってる言葉 他府県には通じなかったのかあ
愛知県の高校サッカーは、暫く低迷していて他府県からは「カモ」扱いだった。全国へ出ても1回戦負け、中学時代の
有力選手は、他県の強豪校に進学して結果を出してた。
中京大中京・東邦・東海学園・岡崎城西・刈谷などの強豪校で占められていたが、この2年前あたりから、勢力図が
一変してきた感がある。県外の優秀なコーチ等を招聘してきて、現在の理論や戦い方を導入、効果が出ているような傾向。
また、歯を喰い縛ってやる根性型でなく、動画を観ていても、楽しそうに(見える?)緊張するような場面でも笑顔一杯だ。
明らかに格上の相手でも、何の気後れも無く、普段の試合展開をしている。またそれが結果として反映されているようで、
ミスは多くあるのだが、怒ったり非難もしてない、「OK OK」と言って笑ってる。これが良いんだなあ。ミスした
選手も委縮せず、また「やったるぜ」みたいなパフォーマンスをするし、試合の流れで、その選手がゴール決めるんだよなあ。
「良いアイデアが生まれる時は、楽しく前向きの時に閃く」と監督さんは、話されていた。
そういうノビノビした行動であるから、全国の大舞台でも(初出場)勝ち上がって来た。負けた相手は、同点でPKまで
縺れ込んで、惜敗したが、その勝った相手は、その後全国優勝した。愛知県の評価も上がって来たのでは。
高校サッカーだけじゃなく、会社においても、何か教訓めいたものは無いか。上からの押し付けや昔からの慣例などと、後ろ向き
では無いだろうか。頼りなく見えても、何でも自分で熟してしまい、他人に任せられない人たちはいませんか?
そう見えてても、やらして見たら何とかするんじゃないかなあ、上手く行かない時の方が多いかも知れないけど、すぐ手を出さず、
「失敗しても仕方ない、また別のトライすれば良いじゃ無いか」って、言われたら元気出るし、すごくその子は成長するよねえ。
監督が変わる、コーチが変わる、新しい刺激を持って来てくれると組織が一皮剥けるのは、良くある話ではないでしょうか。
やっても無駄、このやり方で此処まで来た、どうせ・・・でも・・・やっぱし こんなセリフ出ていませんか。