「偉い人が、立派な事を言う時は、気を付けた方が良いですよ」って話です。
当該 業務に関係する「2024問題」が4月より施工した。物流に建築、医療も猶予期間を終え
基準の順守がという名目も暫くといっても当分、違反状態が継続するのだろうと思われる。
監督省庁も承知をしていると思われるので、監査に入っても、改善を促す注意勧告で時間を
稼がせるのだろうと、実際規制以内に急激に労働時間を激減した方の経済の立ち行きの方が深刻
でしょうから、旗を立てたけど実際は・・・。従業員の時間管理は守られて行く反面、中間管理職や
総合職的な立場の人たちは、タイムカードを打刻した後で、残りの業務を遂行するのだろうね。
しかし、「〇 〇 年問題」っていうのは、最初は、コンピュータのプログラムの誤作動が起きる
という事でネーミングされたのでは無かったでしょうか?「1999年」とか「2000年」ですよ。
これが毎年に近い位、それぞれの年代で「〇 〇年問題」として取り上げられて固定化されました。
「2025年問題」は、これから5年・15年先も同問題として深刻な人口動態の変化です。
「2025年」・・・団塊の世代の800万人全員が後期高齢者(75歳以上)となる。
「2030年」・・・日本の全人口の3人に1人が高齢者(65歳以上)
「2040年」・・・5人に1人が後期高齢者、高齢者人口がピークを迎える。
それに伴い、介護スタッフの不足・医療関係者の不足など生産年齢層の減少により担い手がいない。
また、インフラにおいても高度成長期に整備された道路・橋・トンネル・河川・下水道・港湾等も
今後、加速度的に建設後50年を越えて来るため、労働力不足等で作り変えや修繕が進まないのでは
という問題もあり、子供を産めや外国籍の労働者を受け入れと簡単に言っても実現には厳しいの
ではと感じますが、如何でしょうか。
タクシーの乗車拒否が新聞等で問題になった事がありますが、今後、高齢者の治療拒否、介護拒否など
普通にある事かも知れません。
テレビ番組で著名な生物学者の池田清彦先生によれば、「生物学的に言うと、人間の50歳以上の男性は
必要ない」という見方があるそうで、50歳を過ぎて生きていると、若い人たちの邪魔になる事もある。
職人とか学者、専門的な技術や知識が後世の役に立つのであれば良いけれど、漠然と過ごしているだけでは
危険でしかないという事らしい。周囲から「この人は必要だ」とか「先輩がいると職場が明るくなる」とか
「色々と教えてくれる、ありがたい存在」と思われるように、家庭でも「お父さん、長生きしてね」と言われる
ような関係を築いていかないと、「やっと死んでくれた」なんて事もあるかもよ。
今のうちに手を打っておきましょう、定年を迎えたら会社にとっては不要な存在、家の中でもただのお荷物
になってしまわぬように、「生き直し」を考えて見ては如何でしょう。
ちなみに「2045年問題」は「AIが人類の知能を越える」と予想されているようですよ。