頭のストレッチをしようってキャッチフレーズだが、自分は峠越えしてしまったのか
通勤途中のラジオから、筒美京平さんの特集をやっていた。作曲家としてデビューから最近の曲まで、ランダムに流していた。
曲を作る人は、概してその人の癖というか何々節とか曲調とか、認知されているメロディーラインがあるように思うが、
筒美さんのメロディーは特徴もない代わりに、いろんな味わいの曲にチャレンジしているというか職人肌のような気風を
感じます。演歌やアイドル路線のポップな曲、ムード歌謡からレコード大賞を獲る曲、サザエさんなどのアニメの挿入歌
などジャンルに拘らない才能が発揮されてますね。イントロが流れてくるだけで今でも歌えますもんね。
本人はメディアには出ない方らしいとの事で、ますます興味を惹かれます。その時代にマッチしていたとも言えます。
30年40年経っても、古く感じない曲調で、一瞬でその当時に帰れますし、詩や曲のイメージが瞼に浮かぶんですね。
へぇー あの曲もそうだったのかと今更ながら、感心してました。
加齢とともに、体の動きも鈍くなり、頭の方もそろそろかなっと、少しでもその速度を遅くすべく、ナンバープレース
(通称ナンプレ)を試しに1冊購入、書店には何種類もの同系雑誌が出ているんですね。人気なのが良くわかります。
早速、入門編から初めて見た。ふんふん これなら分かるぞ、そうかこう言う事かとほくそ笑んで・・・。
あっという間に問題を終了してしまったので、次は初級編に、おっとこれはちょっと捻りが入ってるなと、少々時間が
掛りながらも問題を解いていった。これは良い時間潰しになるなと調子に乗りかけて、中級編へとステップアップ。
あれっ おかしいぞ、ここに数字が入ってないぞ、今までスパスパと空白に数字が入れられたのに、意地悪されてる
ような感覚、ちょっとイライラし始めて来たぞ。うーんまた修正か、消しゴムのカス半端無いな。何度も擦っているから
問題用紙が破れそうだ、その内、ビリっと行きそうな勢い・・・
それでも何度もめげずにやり続けて次のステージへ、上級編になるとテクニックが必要なようで、すぐさまユーチューブ
動画でその系統のサイトを検索し、解き方を勉強する。講師はいとも簡単にこれはこうで、此処にはその数字が入るだの
解説が早い事早い事、この老齢の固くなりすぎた頭の脳みそでは右から左で、折角のテクニックも身に付きそうにない。
それでも問題によっては、スイスイと数字が埋まる事があり、気持ちが浮足立ってくるのが判る。まぁ待て 慌てるでねえ
と表情では平静を保っているが、自分自身がニンマリしているのが手に取って分かる。あと数個でコンプリートだなっと
調子付いてる時に限って、れれれ、同じ数字が入ってるじゃん、こりゃぁ あかんわ ってなるもんだ。
悪あがきで、チマチマとあれをこっちにしてあそこをコッチに持って来てと、やるのだが、内容は悪くなるばかり・・。
これまでの人生と同様、調子に乗り過ぎた時に、ドッカーンと落とし穴に落ちるんですよ、本当に、学習能力が足り無いのか
前もこういう結果になって、反省したはずなのに、全く同じことを繰り返してしまうんだなぁって。懲りてないね。
ちくしょう ショウガナイか 全部 消しゴムで消すかぁーーー いままで掛った時間は何だったのか、うんうんと唸って
ばかりで、1問も解けない日もあるんです。本当に頭の活性化に繋がっているのか、頭脳が堅すぎなのか、見落としに
気が付かないのか、途中までは良い感じだとは思うのだが、最後の詰めが甘いなぁ。