おかあさん 帰りたい よく聞く言葉 やっぱり家族に行き付く
ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。
また、初体験の現場に滞在してまして、私らの世代にとってはいずれ通る、現場で良いも悪いもあります。
テレビ報道、新聞等、高齢化の実態、医療機関の実態など耳には挟んでいたが、現実はもっと切なく、厳しい世界
であります。ベットも人の入替は激しく、退院があった3時間もしないうちに次の方が、入居される。
日々忙しく、血圧、体温、採血に点滴、各種検査等、淡々と実施。検査結果ですぐ措置を実施、または手術と
主治医はすこしでも手が空けば、無駄なく実施してくる。心の準備も儘ならない。
食事は従来のイメージと違い、メニューは多く、概ねおいしいし、暖かい。
1日のなかで、必ず何処かしこで患者同士、看護師とのバトルがある。そりゃあ、大きな声で響き合ってます。
病床で一定数おられる、認知症と思われる方達の(男女関係ない)、永遠途切れない同じセリフの連呼
本人は意識なく話していると思うが、隣室のいびきよりも大変で、耳栓で対応出来ず。毎日睡眠不足です。
体力低下も著しいです、動きが無い、1日ほとんど同じフロアにて事が済むため、記憶力も落ち込んでいる。
今更なのだが、外で働ける事が尊い事と改めて感じる。疲れないから睡眠も取れないし。
加齢のせいで、治りも遅くなっているようで、でも医師の許可が出なければ、自由にならないし。
救急搬送であった、何の準備も出来ずが現実だろうと思います。場所によっては、通常の生活の強制終了という
事もあるとおもいますので、1日1日 悔いのない生活を送って欲しいと願っています。いつか訪れる現実
が皆さまにも訪れるのですから。