夢だけを見せてくれたんか 夢やから醒めてしまうんか
最近 面白かった小説
米澤 穂信 著 「黒牢城」
井原 忠政 著 「三河雑兵心得」
久しぶりに時間を忘れて、読み進めてしまった。
昭和のバブル世代を知っているおじさんは、ハマるでしょうねえ。
全くの創作では無く、歴史背景と連動していて、あるかも知れないなんて思うだけで
楽しくなってくる物語です。
お二方も、よく調べていて感心します。何処からそんな資料があるのか興味が湧きます。
戦国 乱世 この時代の描写は、今では到底理解できないしきたりや、常識があり、
女子供は生きづらく、身分や家督の柵から抜け出せないのもリアリティーが半端ない。
現在も大変生きづらい時期で、真っ当に生きるだけでも辛抱がいる、報われない事の方が
多いものだと感じる。
先日 配布された算定基礎届の料率も大きく跳ね上がった。燃料や電気等の値上げもまだまだ
始まったばかりかも知れないし、Z世代が先が見えない、希望が持てないのも分かる気がします。
お膝元の基幹産業も大きく転換する動きがあり、この10年でガラッと常識が変わってしまうかも。
昭和レトロは一過性で終わらないで欲しいなあ。
不便さが豊かな時間を運んでくる気がするのですが、如何でしょうか。